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とりあえず考えたことを綴る。

高校部活の儚さ

ハイキューをみて、自分の高校の部活を思い出す。おそらく日本各地にそんな人が大量発生しているだろう。特に体育館でプレーするタイプの部活経験者は、映画ラストの研磨の主観シーンでは更に込み上げてくるものがあったはずだ。

 

今回の映画の主題歌である「オレンジ」の歌詞を見ると、さらに解像度高く蘇ってきてしまう。

オレンジ

オレンジ

SPYAIR オレンジ 歌詞 - 歌ネット

高校って3年間しか部活ができなくて、1年の仮入部期間や、3年の引退時期、または自分が試合に出られるのか等を考慮すると出れる公式の大会なんて数えられるほど。

 

「また会える」けどどこの大会でもトーナメントで当たる確率なんて分からないし、全国なんてもはやお互いがまずそこまで来れるのか?というハードルすらもある。誰かにとっては最後の試合かもしれないし、本当に「もう一回」がない試合なんだよね。あのメンバーで迎える瞬間の試合はこれからもこの後も訪れない。

 

ハイキューって漫画では烏野1年ズが進学して…とかの話は大きく描かれなくて、1年の時がメインの話になっているけど、まさにそれが高校部活のあっという間さ、故の尊さや思い出の濃さとかを表しているんじゃないかなと解釈したい。